バックアップあれこれ、ってかQNAP TS-228Aのネットワーク性能すげー [QNAP]
今日で休暇もおしまい。
休暇期間の血圧の低いこと低いこと。
家の中でぬくぬくしていることも影響していると思いますが、季節と関係なく、業務上のストレスだけで、血圧が上がっていることがよーく分かります:-)
さて、昨日も、バックアップ、どーしよーと悩んでました。
Windows Serverに搭載されているバックアップ機能って、基本、最低限のことしか出来ません。
今回のような、再インストールに備えるには、まあ必要最低限の機能が備わっています。
が、増分バックアップは、ローカルなディバイスのみ対応と言うことで、NASへのバックアップは、スケジューリングは出来る物の、毎回フルバックアップのみとなります。
これじゃ使えないので、売り物を探しますが、Serverに対応した物は高いこと高いこと。
Acronis Backup Microsoft Windows Server Essentials
https://www.acronis.com/ja-jp/business/backup/server-essentials/supported-systems/
が、日本円で年額27,000円で、割と良心的ですが、年間約3万円も払ってバックアップするほどのものはございません。
この値段じゃ、自分で手間暇かけて... なんて考える中小企業の方は多いんじゃ無いかと思います。
データは無くなってみないと、そのありがたさは分かりません。特に、会社の場合。
ちなみに、私は、会社のデータは一度も飛ばしたこと無いです。
会社入ってから20年ぐらい、課~部門で最大600ユーザーぐらいの規模のインフラの設計と設備投資と運用とか、本業の片手間でやってましたが、そうすると、バックアップコストの高さが、身にしみて感じられるようになります。さすがに最後は、業務委託しないと片手間じゃ出来ないレベルですけど:-p
今は、そんなのもクラウド化が進んでます。
もう、その仕事からは、離れさせていただきましたので、今こうして、うだうだやっているのも、自分の興味の範囲で、迷惑被るのも自分だけというお気楽モードで対応です:-)
んなわけで、コストはかけられず、Freesoftwareな
Backup
http://www2.biglobe.ne.jp/sota/backup.html
RealSync
http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/realsync/
とか検討したんですが、いいのがありました!
めずらしいぃ~イタリア製です!!
Iperius Backup
https://www.iperiusbackup.jp/index.aspx
なんとFree Ed.でWindows Serverでも使えます。さらに、日本語にもローカライズされています。
ただし、VMとか動かしていてロックされているファイルは、Free Ed.ではバックアップできません。
Essential Ed.でも69€なので、日本円で8,000円程度。
ちょっと使って良さそうなら、買っちゃおうと思います。
早速お試しで、バックアップしてみたのですが、ここでQNAP TS-228Aのパフォーマンスの良さを実感。
Server側の送出が980Mbpsを下回ることが、ほぼ無いです!
送出側は20Gbpsの帯域がありますが、受け側は所詮1Gbpsです。なのにその約96%の帯域使って転送できているというのは驚きです。なお、ServerとNASの間は3台switchが入っています。
これが、NASのディスクのフラグメンテーションによって劣化してくるのか?はたまたこのままなのか?は、しばらく使ってみないと分かりませんが、かなりお買い得な製品だと思います。
休暇期間の血圧の低いこと低いこと。
家の中でぬくぬくしていることも影響していると思いますが、季節と関係なく、業務上のストレスだけで、血圧が上がっていることがよーく分かります:-)
さて、昨日も、バックアップ、どーしよーと悩んでました。
Windows Serverに搭載されているバックアップ機能って、基本、最低限のことしか出来ません。
今回のような、再インストールに備えるには、まあ必要最低限の機能が備わっています。
が、増分バックアップは、ローカルなディバイスのみ対応と言うことで、NASへのバックアップは、スケジューリングは出来る物の、毎回フルバックアップのみとなります。
これじゃ使えないので、売り物を探しますが、Serverに対応した物は高いこと高いこと。
Acronis Backup Microsoft Windows Server Essentials
https://www.acronis.com/ja-jp/business/backup/server-essentials/supported-systems/
が、日本円で年額27,000円で、割と良心的ですが、年間約3万円も払ってバックアップするほどのものはございません。
この値段じゃ、自分で手間暇かけて... なんて考える中小企業の方は多いんじゃ無いかと思います。
データは無くなってみないと、そのありがたさは分かりません。特に、会社の場合。
ちなみに、私は、会社のデータは一度も飛ばしたこと無いです。
会社入ってから20年ぐらい、課~部門で最大600ユーザーぐらいの規模のインフラの設計と設備投資と運用とか、本業の片手間でやってましたが、そうすると、バックアップコストの高さが、身にしみて感じられるようになります。さすがに最後は、業務委託しないと片手間じゃ出来ないレベルですけど:-p
今は、そんなのもクラウド化が進んでます。
もう、その仕事からは、離れさせていただきましたので、今こうして、うだうだやっているのも、自分の興味の範囲で、迷惑被るのも自分だけというお気楽モードで対応です:-)
んなわけで、コストはかけられず、Freesoftwareな
Backup
http://www2.biglobe.ne.jp/sota/backup.html
RealSync
http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/realsync/
とか検討したんですが、いいのがありました!
めずらしいぃ~イタリア製です!!
Iperius Backup
https://www.iperiusbackup.jp/index.aspx
なんとFree Ed.でWindows Serverでも使えます。さらに、日本語にもローカライズされています。
ただし、VMとか動かしていてロックされているファイルは、Free Ed.ではバックアップできません。
Essential Ed.でも69€なので、日本円で8,000円程度。
ちょっと使って良さそうなら、買っちゃおうと思います。
早速お試しで、バックアップしてみたのですが、ここでQNAP TS-228Aのパフォーマンスの良さを実感。
Server側の送出が980Mbpsを下回ることが、ほぼ無いです!
送出側は20Gbpsの帯域がありますが、受け側は所詮1Gbpsです。なのにその約96%の帯域使って転送できているというのは驚きです。なお、ServerとNASの間は3台switchが入っています。
これが、NASのディスクのフラグメンテーションによって劣化してくるのか?はたまたこのままなのか?は、しばらく使ってみないと分かりませんが、かなりお買い得な製品だと思います。
QNAP TS-228Aの設定覚え書き [QNAP]
このクラスのNASを使うユーザーとしては、まあ変な部類に入るユーザーであることは間違いないです(^^;
が、それであるが故に、ありがたい機能が、ラインナップ下位層を形成する製品にまで展開されているのは、この上なくありがたい。
ということで、気が付いたことを、メモ。
■UPS制御が使える
ちょっとググったら、OMRON製UPSもサポートしていることが分かりました。
ただし、家では使わないようなでかいやつ。とはいえ、プロトコルはあまり変わらないはずと言うことで、東北大震災後の計画停電対応としてHDDレコーダーをバックアップするために購入したBX50FをUSB 2.0で接続。
あーら、いとも簡単に認識して、「極々簡単な設定のみ」ですが、出来ちゃいました。
OMRONのツールで出来るような、事細かな設定は出来ません。
■ドメイン構築機能がある
あるけど読み取り専用でもWindows Active Directory(レベルは2012R2)に直接ドメインコントローラーとして参加させることは出来ないみたい。
一応、ADと同じような構成で、独立してドメイン構築は出来るようです。ただし、出来ることはユーザーとグループの管理ぐらいなんですかね。
ちなみに、メモリーは2GBあった方がいいよダイアログが出ますが、この機種は1GB固定なので、機能としてはあっても、実際の運用では支障が出る場面が出てくるのかもしれません。
■ドメイン参加機能がある
この機能があることを確認して買っていますが、まあ、簡単にメンバーとして参加できます。
この場合、NASローカルユーザーもそのままactiveです。
外からNASのexport領域に対して「NAS名\ローカルユーザー名」なんてすれば、ローカルユーザーとしてアクセス可能です。
■ボリュームの作り方も色々
3つぐらい種類があります。が、NAS自体のバックアップを取る気が全くないので、スナップショット機能が不要です。そもそも、世代管理はWindows側からしかやるつもりがないので。
先にDisk Poolを作るので、あとからDiskを足してRAID1にするのは無理っぽい。
■export領域のアクセス権設定が...
安全っちゃ安全です。
公開用の共有フォルダーは、デフォルトではローカルな管理者に対してのみ、アクセス権が設定されています。
これを、ドメインユーザーに対して設定したいときには、ユーザー個別に権限を付与するか、グループから権限を付与するかになります。実際にはコントロールパネルの権限設定で作業をしますが、このときに、ローカルなのかドメインなのかを選択できるので、AD参加が実感できます。
なお、感覚的には、共有フォルダーのところから、権限管理が出来るものだと思うのですが、フォルダーの権限編集のところが、追加ボタンを押すと、ここで出来るようです。
マニュアル見ずにやっているので、かなり行き当たりばったり(^^;
■外付けRAIDエンクロージャーにも対応?
とりあえず、ストレージ&スナップショットアプリを立ち上げると、上の方にあります。
最近出たQNAP TR-004とか使えるの?と思って、Webを見てみました...
https://www.qnap.com/ja-jp/product/tr-004
真ん中ぐらいに
でも、フロントにUSB 3.0の口、あるんだよな。ま、つなげることは無いです。個人的に。
■追記
TS-228とTS-228Aは別物(ハードウェア的に)なのでTS-228Aは、TR-004使えるのかも...
が、それであるが故に、ありがたい機能が、ラインナップ下位層を形成する製品にまで展開されているのは、この上なくありがたい。
ということで、気が付いたことを、メモ。
■UPS制御が使える
ちょっとググったら、OMRON製UPSもサポートしていることが分かりました。
ただし、家では使わないようなでかいやつ。とはいえ、プロトコルはあまり変わらないはずと言うことで、東北大震災後の計画停電対応としてHDDレコーダーをバックアップするために購入したBX50FをUSB 2.0で接続。
あーら、いとも簡単に認識して、「極々簡単な設定のみ」ですが、出来ちゃいました。
OMRONのツールで出来るような、事細かな設定は出来ません。
■ドメイン構築機能がある
あるけど読み取り専用でもWindows Active Directory(レベルは2012R2)に直接ドメインコントローラーとして参加させることは出来ないみたい。
一応、ADと同じような構成で、独立してドメイン構築は出来るようです。ただし、出来ることはユーザーとグループの管理ぐらいなんですかね。
ちなみに、メモリーは2GBあった方がいいよダイアログが出ますが、この機種は1GB固定なので、機能としてはあっても、実際の運用では支障が出る場面が出てくるのかもしれません。
■ドメイン参加機能がある
この機能があることを確認して買っていますが、まあ、簡単にメンバーとして参加できます。
この場合、NASローカルユーザーもそのままactiveです。
外からNASのexport領域に対して「NAS名\ローカルユーザー名」なんてすれば、ローカルユーザーとしてアクセス可能です。
■ボリュームの作り方も色々
3つぐらい種類があります。が、NAS自体のバックアップを取る気が全くないので、スナップショット機能が不要です。そもそも、世代管理はWindows側からしかやるつもりがないので。
先にDisk Poolを作るので、あとからDiskを足してRAID1にするのは無理っぽい。
■export領域のアクセス権設定が...
安全っちゃ安全です。
公開用の共有フォルダーは、デフォルトではローカルな管理者に対してのみ、アクセス権が設定されています。
これを、ドメインユーザーに対して設定したいときには、ユーザー個別に権限を付与するか、グループから権限を付与するかになります。実際にはコントロールパネルの権限設定で作業をしますが、このときに、ローカルなのかドメインなのかを選択できるので、AD参加が実感できます。
なお、感覚的には、共有フォルダーのところから、権限管理が出来るものだと思うのですが、フォルダーの権限編集のところが、追加ボタンを押すと、ここで出来るようです。
マニュアル見ずにやっているので、かなり行き当たりばったり(^^;
■外付けRAIDエンクロージャーにも対応?
とりあえず、ストレージ&スナップショットアプリを立ち上げると、上の方にあります。
最近出たQNAP TR-004とか使えるの?と思って、Webを見てみました...
https://www.qnap.com/ja-jp/product/tr-004
真ん中ぐらいに
注:って書いてあるので、TS-228はオフィシャルにはサポートされていないようです。
1. The TR-004 does not support the following: the TS-128, TS-228, TS-131, TS-231, TS-431, TS-431U, and NAS models that cannot be updated to QTS 4.3.6 (or later).
でも、フロントにUSB 3.0の口、あるんだよな。ま、つなげることは無いです。個人的に。
■追記
TS-228とTS-228Aは別物(ハードウェア的に)なのでTS-228Aは、TR-004使えるのかも...
QNAP TS-228A導入 [QNAP]
年末大掃除、意外なところに時間を食いました...
HDDの解体。
しかし、Western Digitalのやつは、ばらし難いったらありゃしない。
どんだけ、ネジを締め付けてるんだか。
特にスピンドル部分。
おかげで、1台、ネジ頭をなめちゃって、プラッタを外せませんでした。
大体、1万円/台ぐらいで購入してたはずなので、約15万円分。
これで、2TB未満のHDDは、うちからは消滅しました。
だいたい、いつも、ダースで買って、RAIDで不良が出ると4台ぐらい追加して、容量が足りなくなるか、ディスクが無くなるかすると、サイズの大きい物に更新というサイクルを繰り返してますが、3年ぐらい前に、RAIDをすっ飛ばして、データが無くなったおかげで、当分、更新の必要はなさそうです。
でもって、いつすっ飛ばしてもいいように、バックアップを検討していましたが...
こいつを買いました。
Seagate IronWolf 10TB。
10TBからヘリウム充填です。
NAS用だとWestern DigitalのRED... と思ったのですが、最近のWD RED、特に8TBの評判が悪い。
うるさい、こわれる... 異常に熱くなる... だそうです。
ということで、うちは昔からSeagate派なので、IronWolfで問題なし。
ま、壊れるときは、壊れるさ。所詮消耗品。
しかし、ビット単価安いよねぇ~
バックアップを取る元となるサーバーは2TB x 8をRAID6組んでいるので、データー領域が約10TB。
まあ、8万円ぐらい掛かっているわけですよ。
その代償として、結構なI/Oパフォーマンスをたたき出してくれますが。
それに対して、4万円弱ですからねぇ。それでも、消耗品としては、高い。
久々に、こんな高いHDDを買いました。
さて、これを収める箱は
これ。
2台納められますが、HDDが高い(^^; ので、当面1台で運用。
なお、この運用の場合、セットアップで注意点があります。
まあ、取説に従い、先にHDDをセットして、電源を入れて、QNAP Qfinderをダウンロードして、初期設定を行うのですが、OSのインストール+初期設定画面(Browser画面)のプログレスバーが100%になっても、初期化中のままで、正常に終了しません。
多分、正常終了すると、本来は再起動が掛かるんだと思います。
ただし、この状態でしばらく放置した後、QNAP Qfinderから構成を選んであげると、そのあとのステップに進めます。
ブラウザでの管理画面アクセスも、キビキビ動いて、いい感じです。
Beep音が、ちょいうるさいけどね。
https://www.apollomaniacs.com/ipod/howto_nas_qnap.htm
こちらのページが、製品付属のセットアップガイドよりも、圧倒的にわかりやすいと思います。
HDDの解体。
しかし、Western Digitalのやつは、ばらし難いったらありゃしない。
どんだけ、ネジを締め付けてるんだか。
特にスピンドル部分。
おかげで、1台、ネジ頭をなめちゃって、プラッタを外せませんでした。
大体、1万円/台ぐらいで購入してたはずなので、約15万円分。
これで、2TB未満のHDDは、うちからは消滅しました。
だいたい、いつも、ダースで買って、RAIDで不良が出ると4台ぐらい追加して、容量が足りなくなるか、ディスクが無くなるかすると、サイズの大きい物に更新というサイクルを繰り返してますが、3年ぐらい前に、RAIDをすっ飛ばして、データが無くなったおかげで、当分、更新の必要はなさそうです。
でもって、いつすっ飛ばしてもいいように、バックアップを検討していましたが...
こいつを買いました。
Seagate IronWolf 10TB。
10TBからヘリウム充填です。
NAS用だとWestern DigitalのRED... と思ったのですが、最近のWD RED、特に8TBの評判が悪い。
うるさい、こわれる... 異常に熱くなる... だそうです。
ということで、うちは昔からSeagate派なので、IronWolfで問題なし。
ま、壊れるときは、壊れるさ。所詮消耗品。
しかし、ビット単価安いよねぇ~
バックアップを取る元となるサーバーは2TB x 8をRAID6組んでいるので、データー領域が約10TB。
まあ、8万円ぐらい掛かっているわけですよ。
その代償として、結構なI/Oパフォーマンスをたたき出してくれますが。
それに対して、4万円弱ですからねぇ。それでも、消耗品としては、高い。
久々に、こんな高いHDDを買いました。
さて、これを収める箱は
これ。
2台納められますが、HDDが高い(^^; ので、当面1台で運用。
なお、この運用の場合、セットアップで注意点があります。
まあ、取説に従い、先にHDDをセットして、電源を入れて、QNAP Qfinderをダウンロードして、初期設定を行うのですが、OSのインストール+初期設定画面(Browser画面)のプログレスバーが100%になっても、初期化中のままで、正常に終了しません。
多分、正常終了すると、本来は再起動が掛かるんだと思います。
ただし、この状態でしばらく放置した後、QNAP Qfinderから構成を選んであげると、そのあとのステップに進めます。
ブラウザでの管理画面アクセスも、キビキビ動いて、いい感じです。
Beep音が、ちょいうるさいけどね。
https://www.apollomaniacs.com/ipod/howto_nas_qnap.htm
こちらのページが、製品付属のセットアップガイドよりも、圧倒的にわかりやすいと思います。