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QNAP TS-228Aの設定覚え書き [QNAP]

このクラスのNASを使うユーザーとしては、まあ変な部類に入るユーザーであることは間違いないです(^^;
が、それであるが故に、ありがたい機能が、ラインナップ下位層を形成する製品にまで展開されているのは、この上なくありがたい。
ということで、気が付いたことを、メモ。

■UPS制御が使える
ちょっとググったら、OMRON製UPSもサポートしていることが分かりました。
ただし、家では使わないようなでかいやつ。とはいえ、プロトコルはあまり変わらないはずと言うことで、東北大震災後の計画停電対応としてHDDレコーダーをバックアップするために購入したBX50FをUSB 2.0で接続。
あーら、いとも簡単に認識して、「極々簡単な設定のみ」ですが、出来ちゃいました。
OMRONのツールで出来るような、事細かな設定は出来ません。

■ドメイン構築機能がある
あるけど読み取り専用でもWindows Active Directory(レベルは2012R2)に直接ドメインコントローラーとして参加させることは出来ないみたい。
一応、ADと同じような構成で、独立してドメイン構築は出来るようです。ただし、出来ることはユーザーとグループの管理ぐらいなんですかね。
ちなみに、メモリーは2GBあった方がいいよダイアログが出ますが、この機種は1GB固定なので、機能としてはあっても、実際の運用では支障が出る場面が出てくるのかもしれません。

■ドメイン参加機能がある
この機能があることを確認して買っていますが、まあ、簡単にメンバーとして参加できます。
この場合、NASローカルユーザーもそのままactiveです。
外からNASのexport領域に対して「NAS名\ローカルユーザー名」なんてすれば、ローカルユーザーとしてアクセス可能です。

■ボリュームの作り方も色々
3つぐらい種類があります。が、NAS自体のバックアップを取る気が全くないので、スナップショット機能が不要です。そもそも、世代管理はWindows側からしかやるつもりがないので。
先にDisk Poolを作るので、あとからDiskを足してRAID1にするのは無理っぽい。

■export領域のアクセス権設定が...
安全っちゃ安全です。
公開用の共有フォルダーは、デフォルトではローカルな管理者に対してのみ、アクセス権が設定されています。
これを、ドメインユーザーに対して設定したいときには、ユーザー個別に権限を付与するか、グループから権限を付与するかになります。実際にはコントロールパネルの権限設定で作業をしますが、このときに、ローカルなのかドメインなのかを選択できるので、AD参加が実感できます。

なお、感覚的には、共有フォルダーのところから、権限管理が出来るものだと思うのですが、フォルダーの権限編集のところが、追加ボタンを押すと、ここで出来るようです。
マニュアル見ずにやっているので、かなり行き当たりばったり(^^;

■外付けRAIDエンクロージャーにも対応?
とりあえず、ストレージ&スナップショットアプリを立ち上げると、上の方にあります。
最近出たQNAP TR-004とか使えるの?と思って、Webを見てみました...
https://www.qnap.com/ja-jp/product/tr-004
真ん中ぐらいに
注:
1. The TR-004 does not support the following: the TS-128, TS-228, TS-131, TS-231, TS-431, TS-431U, and NAS models that cannot be updated to QTS 4.3.6 (or later).
って書いてあるので、TS-228はオフィシャルにはサポートされていないようです。
でも、フロントにUSB 3.0の口、あるんだよな。ま、つなげることは無いです。個人的に。

■追記
TS-228とTS-228Aは別物(ハードウェア的に)なのでTS-228Aは、TR-004使えるのかも...
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