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化け物... DELL PERC H740P (Avago MegaRAID 9460) [LSI Logic]

こりゃすげーや!

おさらい。
これがASRock Z690 STEEL LEGEND on boardなIntel Rappid StorageによるRAID5のCrystal Disk Markの結果。
w-cdm-d-drv-raid5.jpg
Writeがめっちゃ遅い!

前回の記事は
https://straycats.blog.ss-blog.jp/2022-05-05
こちら。

この領域を、入れ替えました。
バックアップ4H弱。
書き戻し2H弱。この時点で大差が付いてます。
んでもって、今回はディスクも2TBなのに入れ替え、サーバー機材と共通化しました。
さらにRAID6化。
16H弱掛かってBackground Initialization完了後の数値です。
cdm-h740p-raid6-20220530.jpg
なーんかNVMe Gen.3なSSDで構成したRAID5の領域のspecを上回っちゃってますよ...
Writeはclient OSのI/Oスケジューリングによるものか、ディスクが4台によるものなのかは分かりませんが、500MB/s台ですが、IntelなRAIDと雲泥の差ですし、Readは驚愕のレートです。
何回測り直しても、rebootしてもこの値。BBU付いてるし、キャッシュが思いっきり効いているんだと思います。
ちなみにHDDはSeagate Barracuda ST2000DM001/006でHDDのキャッシュは64MB。
最近のは256MB乗ってるみたいですが。
んでもって、7200rpmです。
今って、3TBとか4TB品は5400rpmなんですよね。
HDDでこのレートをたたき出せるのですから、U.2接続なNVMe SSD繋いだらWriteもとんでもなく凄いんだろうなと思いつつ、さすがにそこに投資する気にはなれないので、このままです。

なお、HDD側のキャッシュを有効にしていますが、それで有意に数値の変化が感じ取れるのは、RND4K Q32T1の数値ぐらいです。倍になりました。

おまけでSeagate Barracuda ST2000DM001をSATA 6GのI/Fに直に繋いだときのデータを載せておきます。
cdm-st2000dm001-20220530.jpg
RAIDで複数台にパラレルにR/Wしたところで、シーケンシャルR/Wについては、所詮この値の台数倍が理論限界と考えて良いと思います。結果に揺れがあるので、絶対値と言うことはないですが、実用上は、おおよそそんなものかと。
RAID5/6とかで有れば、実データに加えてパリティデータもあるので、オーバーヘッドがあり、そもそもその限界にも達しません。
よって、これを超えるのは、キャッシュなんですよね。さらにその処理アルゴリズム。
そのあたりMegaRAIDは秀逸です。
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