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次期RAID card手配中 [LSI Logic]

思うところがあり、RAID cardを更新する事に。
最近のLSI LogicのCardはVirtual Disk(Logical drive)を設定できるので、SAS3080X-Rの時のように、物理的なHDDに紐付けてRAID設定を分割するような事はしなくて良くなります。

例えば、1TB x8でRAID 6を組んだとすると、おおよそ6TBの領域を稼げますが、この中から、100GB分だけ切り出して、ディスクとして認識させる事が可能です。
コレが出来ると、起動領域とデータ領域を分けて、VxVMを適用する領域を最大化する事が可能です。

んなわけで、今回チョイスしたのはMegaRAID SAS9260-8i。
国内流通品を買うとなると7万円後半の製品です。
で、今回は並行輸入品に手を出しています。
#2万円ぐらい安い。

さて、秋葉原で比較的見かけるのは、同じチップを使った、いまやLSI Logicに取り込まれちゃった3wareブランドのSAS9750。BIOSもdriverもユーティリティも3ware仕様。
ちょっとだけ安いです。
が、MPTドライバー系を使えないので、Solarisとかでは使えません。
なぜかVMwareサポートは良いようですが。
おそらく、これのMegaRAID版がSAS9261ではないかと。実装パターンがほぼ一緒です。

あとは、そこそこ安いSAS9240シリーズはメモリー積んでないので却下しました。

ということで、調達を掛けたのは良いのですが、あまりにディスクサイズがでかくなりすぎて、SolarisでZFS使おうとするとGPT対応のマザーじゃないと単一巨大ドライブの認識とbootが出来なさそうなので、マザボも調達予定。

さーて、Solarisに戻せるかな...
しばらくは、色々試して気晴らししてる事と思われます。
とは言え、家のサーバーに手間掛けられないので、多分、またCentOSなのでしょう。
RHEL6もでたので、年明けぐらいには出るであろうCentOS 6.0と行きたいところですが、VxVMの都合もあるので、おとなしくCentOS 5.5のはずです(^^;

SAS3080X-R覚え書き [LSI Logic]

ASUS P5WDG2 WS/-WS Pro.では、ICH7RをRAID modeでBIOS enableにしないと、SAS3080X-RのMPT BIOSがきちんと動かないのは、以前書いたけど、どうもICH7RにRAIDを構成できる状態でHDDを繋いじゃうとダメみたい。
さらに、ICH7RのBIOSを無効にしても、ダメみたい。

っつーか、よくぞ、動かす方法を見つけたって感じ。


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SAS3080X-R with Solaris 10 [LSI Logic]

SAS3041X-Rに気をよくして、片面1TBのミラーを作るんぢゃとばかりに、一週間も経たないうちにSAS3041E-R(PCIe版、PCI-Xぢゃないのは、U320なSCSI Cardを使いたかったから)を買いに行きました。

ところが... 8-port版のSAS3080X-Rが出てるじゃ、あーりませんか。
それも4-Port版の価格に5000円足したぐらいの価格で。
これで、SAS3041X-RのSun Ultra 60での利用が確定になりました... あちゃちゃ。

ってことで、(320MB x 4) x 2のRAID10が完成しました。

その上でZFSを使おうと思い、Solaris 10 11/06をインストールしようとしたのですが... 認識しません。
しょうがないので、LSI Logicのsiteから、driverを拾ってきてITUを作ることにしました。

が、ココにも罠あり。
一緒にくっついているfdimage.exeはWindows XP Professional 64-bit Ed.のコマンドプロンプトでは動かないばかりでなく、書き込んでも全うなものができあがりませんでした(できあがったものはPCFSなので、Windowsから普通に読み書きできます)。
しょうがないので、rawrite.exe(これも64-bit Ed.では動きません)を拾ってきて、書き込みました。ちなみに、書き出すイメージのファイル名などは8+3にしておかないと、参照できません。

やっと、準備ができて、ドライバーディスクを読み込ませるものの、あれれ?、SAS3080X-Rの先のRAID volumeを認識しない...
ダメぢゃん。

あきらめきれず、ICH7Rの先のSATAにインストールして、ここでdriverをぶち込みました。
が、これでも認識せず...............
どういうこっちゃ?

で、過去の経験から、/etc/driver_aliasesをみてみると、SAS3080X-RのPCI-IDである1000,54が、
# itmpt "pci1000,54"
なーんて、コメントアウトされているぢゃあーりませんか。
上の方をみると
mpt "pci1000,54"
なんて書いてあります。package install scriptを覗いてみると、確かにそんな結果になりそうなことを書いてあります。ITUでダメなのもこれが原因か!?ざーけんな!!

しょうがないので、mptをコメントして、itmptをコメントを外して、ようやく認識してくれました。
さて、この先、どーすっかねぇ...
とりあえず、rootfsもZFS化して、SAS3080X-Rのvolumeにつっこんでみますか。


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SAS3041X-R on Sun Ultra 60 [LSI Logic]

お約束な、Sunでの動作検証。
すでに、
http://solaris.sunfish.suginami.tokyo.jp/blog/2006/02/lsi_logic_sas3041xr.html
で動いているのは知っているのですが、だからこそ、お試し。

Ultra 60には66MHz 3.3Vなslotは一つしかないので、そこに鎮座していたGbEなカードを外してbootし、おもむろにprobe-scsi-allとかやってみても、???あり?出てこない...
show-devsってやってみると
/pci@1f,2000/scsi@1
しか出てこない...
/pci@1f,2000/LSILogic,sas@1/disk
が出てこないじゃん...
ちなみに、このままインストールメディアを使ってbootすると、一応ふつうのSCSIとしては認識できますが、bootできません。

ということで、一回SCSIなHDDにインストールして
Document ID: 122165-02
Title: Hardware/1064_FCode Sun Fire T2000 1064 FCode update
http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-21-122165-02-1
をぶち込んでやってからrebootすると、無事認識できて、bootもできました。

あとは、SATAなDVD driveがつながれば、おそーいSCSIからさよならできるのですが...

ちなみに、SunでupdateしたカードをPCに戻しても、そのまま利用可能です。


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SAS3041X-R on ASUS P5WDG2-WS/P5WDG2 WS Professional [LSI Logic]

年末近づくさなか、エコなWindows Serverの電源がお亡くなりになりました。
やっぱACアダプタでは、1年ぐらいが限界か....
これでは耐えられないので、サーバー環境の再構築を決意。
ってなわけで、どーせならSASにしてぇなぁ、ちゅうこって、Adaptecぢゃなくて、手に入りにくいLSI Logic製品を手に入れてきました。
もち、あんまいけてなかったら、Sunで使うことを考慮しての選択です。

こいつは、PCI-X 133な基板で、3.3V対応なslotでしか使えません。32-bit slotでuniversalなslotなんてほとんど存在しないので、使える範囲は結構狭いです。

で、期待を胸にASUS P5WDG2 WS Professionalに挿してみて、RAID Configurationをしようと思ったら... BIOS画面でCtrl-C押しても、画面が出てこない...
基板の相性かと思い、SAS3041X-RのBIOS/FWをupdateしてみたり、ASUS P5WDG2-WSに差し替えてみたりしたものの、変化なし。
ではということで、半年前に引退させたHP VISUALIZE X-Classに挿してみるものの、こいつはBIOSをインストールできないとか、エラーが出て撃沈。

しょうがないので、LSI Logicのサポートに、英語でメール。
時差の関係で、偉く、レスポンスが良かったけど、あーしてみろこーしてみろ、それでこーだったら、カードは生きてるとか、おめぇーら責任回避することしか考えてねぇだろ対応だった。

しょうないので、知恵を絞って、いろいろやってみたら、workaroundめーっけ。
ASUS P5WDG2-WS/P5WDG2 WS Professionalでは、ICH7Rがあるので、こいつをBIOSでRAID構成にして、Boot ROMをenableにしてやると、SAS3041X-RのBIOSでRAIDの構成を選択できます。
ASUS P5WDG2-WSの場合は、SAS3041X-Rより先に他のRAID ControlerのBIOSがインストールされれば、同様のことができます(Areca ARC-1110で確認)。
ちなみに、この状態にしておかないと、SAS3041X-Rの先につながったディスクにインストールしたOSをbootできません。

ちなみに、ICH7Rの先に、RAIDじゃないSATAなディスクをつけているときには、mother boardのBIOS設定画面や、他のCardのBIOS設定画面にはいるため、さらにはICH7Rの先のHDDからbootさせるために、SAS3041X-RのBIOS画面でCtrl-Cを押してやらなければいけません。

なんだかなぁ...
まあ、使えたから良しとしよう。


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